続いて、Pushメッセージを送信するプログラムを作ってみたいと思います。
プッシュメッセージは、好きなタイミングでユーザーに送信できるメッセージです。あらかじめ送り先の情報(=ユーザーID)を知っておく必要があり、今回は、自分のLINEアカウントへプッシュメッセージを送る例を紹介します。
自分のユーザーIDは、LINE Developersページの「チャンネル基本設定」の画面に掲載されている「あなたのユーザーID」で確認できるので、コピペして使用してください。

自分以外の登録者のユーザーIDを確認する方法については、別の記事で紹介する予定です。
LINE Botの作成では、「チャネルシークレット」と「チャネルアクセストークン」が必要でしたが、LINEプッシュメッセージを送信するためには、この2つに加え、「ユーザーID」も必要なため、7行目に追加しています。
<?php
require_once __DIR__ . '/vendor/autoload.php';
define('SECRET', '********');
define('ACCESSTOKEN', '********');
define('USERID', 'U25445d14542ef6f83fc1f9813e283a73');
$message = "初めてのLINEプッシュメッセージです。";
$httpClient = new \LINE\LINEBot\HTTPClient\CurlHTTPClient(ACCESSTOKEN);
$bot = new \LINE\LINEBot($httpClient, ['channelSecret' => SECRET]);
$textMessageBuilder = new \LINE\LINEBot\MessageBuilder\TextMessageBuilder($message);
$bot->pushMessage(USERID, $textMessageBuilder);
このプログラムを、push.php などの名前で保存してサーバーで実行すると、プッシュメッセージが送信されます。実行方法は、"php"、"半角スペース"のあとにファイル名で、次のように行います。
$ php push.php

送信したら、上のようなメッセージが自分のLINEに届いていることを確認してください。