「業務改善って、いくらくらいかかるんですか?」
これは、相談の中で本当によく聞かれる質問です。
多くの方が想像する“費用”は、受託開発の費用(開発工数)だけだと思います。しかし実際には、業務改善にかかるコストはそれだけではありません。
業務改善にかかるコストは「開発費」だけではない
業務改善の費用は、大きく分けると次の3つに分かれます。
| コストの種類 | 具体例 | 見落とされがちなポイント |
|---|---|---|
| 開発コスト | システム構築・カスタマイズ | 初期費用として認識されやすい |
| 導入コスト | 設定・初期登録・データ移行 | 現場の手間が発生する |
| 運用・教育コスト | スタッフへの説明、慣れるまでの時間 | 最も見落とされやすい |
「システムを作るお金」だけでなく、
「使えるようになるまでのコスト」も含めて考える必要があります。
導入直後は、一時的に“しんどくなる”こともある
業務改善を導入した直後は、
- 操作に慣れていない
- 説明・教育に時間がかかる
- 一時的に作業が増えたように感じる
といった状態になりがちです。
このフェーズでは、「前のやり方の方が楽だった…」と感じることも珍しくありません。
短期的にはコストが増えたように見える
——これは、業務改善あるあるです。
「しんどい作業」が消えたら、どれくらい得をするか?
ここで一度、逆の視点で考えてみてください。
もし、今いちばん“しんどい作業”が解決したら、毎月・毎年どれくらいの時間が浮きますか?
| 例 | 現状 | 改善後 |
|---|---|---|
| 問い合わせ対応 | 1日30分 × 月20日 = 10時間 | 自動化で半減 → 月5時間削減 |
| 書類作成 | 1件10分 × 月60件 = 10時間 | 自動生成 → 月8時間削減 |
| 集計作業 | 月2時間 | 自動集計 → ほぼゼロ |
仮に、月15時間の削減ができたとすると、1年で180時間の余裕が生まれます。
この時間を「別の仕事」「売上につながる作業」に回せるかどうかで、業務改善の価値は大きく変わります。
短期コスト vs 長期リターン
業務改善は、どうしても
- 初期の開発コスト
- 導入・教育のコスト
が先に見えます。
そのため、短期的には“高く感じる”のが普通です。
ただし、
- 毎月の作業時間が減る
- ミスや手戻りが減る
- 人に依存しない運用になる
といった効果が積み重なると、長期的にはコストダウンや売上向上につながりやすくなります。
費用感の目安(あくまで一例)
| 内容 | 費用感 | 備考 |
|---|---|---|
| 小さな業務改善(フォーム・通知の自動化など) | 5万〜15万円程度 | スモールスタート向き |
| 管理画面付きの業務システム | 20万〜50万円程度 | 要件次第で変動 |
| 予約・会員などの複合システム | 50万円〜 | 段階導入がおすすめ |
まずは一番しんどい作業を1つだけ改善する。ここから始めるのが、費用対効果の面でも現実的です。
Edel Heartsの考え方
エーデルハーツでは、開発費だけでなく、
- 導入時の負担
- スタッフへの説明・教育
- 慣れるまでのコスト
も含めて、無理のない進め方をご提案しています。
短期のコストだけで判断せず、「この“しんどい作業”がなくなったら、どれくらい楽になるか?」という視点で考えてみてください。
具体的な費用感や開発規模のイメージについては、次のページの開発・カスタマイズ実績(規模別の目安)も参考になると思います。
※ 次の記事では「業務改善がうまくいかないパターン」を現場目線でまとめます。
